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2013年07月21日

仕立てキャスティング釣行!

シイラ釣りたい・・・もうこの際サバでもいい・・・と思っていた所へ降って沸いた仕立てシイラ船のお誘い。
オフショア力が高まっていたので有り難く乗っかってきました。

欲張り&実験的にタックルを4本用意。
仕立てキャスティング釣行!
もしもの際のツナタックル、シイラタックル、サブシイラというか単純に5500使いたいだけのタックル、実力未知数の根魚転用ペンペンタックル。

ここ数日の釣果が・・・まあ、過度な期待はしないでくださいって感じだったんだけど、でも1本は釣れるでしょって思ってた。
夜~朝にかけてイズペニンスラ方面が降ってて?朝のうちは曇ってるのがちょっと嫌な感じだったんだけど・・・

船はいつもお世話になっているアソコだったんだけど、休日で乗合にたくさん船出してるのに、まだ船あるんかーってびっくり・・・
さて船に乗り込むぞってときに、しめやかに社長さんが港にエントリー。
そのまま船に乗り込み・・・
ゴウランガ!船のハンドルを握っているではないか!
初めて社長直々の操船を体験!?
こ、これはあんまり無い事なのでは?と少し緊張・・・
中乗りさん曰く、普通に怒るからねって・・・まあ怒られる船はもう乗ってるから気にしない(笑)
怒られるってことはやっぱりヘタクソって事だしね・・・

で、やっぱりもう船の方はまず間違いない操船をして頂いたのにもかかわらず我々がへっぽこなので、心中で伝説のパワーワード「ハガユイヨ」を連発していたんじゃないかと・・・

ま、まあ、とにかく出船!
暁の水平線に勝利を刻むんぬ!

釣りの事は中乗りさんに訊く!ってことで色々おしゃべり。
しょぼい群れはあんまりやらず、活性の高い群れを探すよー、ってことで、あとはカツオが居たらやるとかで、ジグを付けてくれと。
いきなりタックルたくさんあってよかった案件・・・

ちょっと走って最初はパヤオ。
遠目から投げてもシイラの姿は見えず・・・はて?
しかし皆でルアーを投げてると、後ろの仲間が追ってきたーとか俄かに姿を見せはじめ、群れが浮いてきて何匹か見えるように。
この所そんな景気よく釣れてないからトップには出んかもな、と思ったのと、まず1匹釣っとこ、という下心で、カツオ用にスキルジグをセットしたタックルをしめやかに投入。
即反応があり、2投ぐらい食ったり食い損ねたりして遂にヒット。
そんな大きくねえな、これならノーザンロックでもいなせるわ、って適当にやり取り。
途中、シイラがジャンプしたときに何かが飛んでいったのが見えたので、やっぱバーブレスのジグは外れやすいかと思ったら、まだ魚ついてる・・・???
2度くらいはドラグを引き出す走りをしてくれてネットイン。

大人気なく船中初キャッチを飾るが、その呪いか?どうやら本当にジグは飛んでいったらしく、

糸→ソリッドリング+スプリットリング+スキルジグ
           +アシストフック

という構成だったにもかかわらず、スプリットリングごとスキルジグをロスト・・・
スナップで付いてたならまだわかるけど、なんでスプリットリングが外れて飛んでくの・・・
とても運が悪かった?それとも別の要因が?わからん・・・

とりあえずノーザンロックは脱ペンペン程度ぐらいのサイズのシイラなら充分相手にできるロッドだった。
ただ、欠点というか当たり前なんだけどガイドが小さくてノットの抜けが悪く、しょっちゅう引っかかってはガイドに糸が絡んで、最終的にドラドペンシルを1個吹っ飛ばしてしまったのでシイラ釣りには向かないんだなぁってことがわかりました(小並感
・・・やっぱりノーザンロック使い道ねーじゃねーか!サバ釣れるぐらい!

あと、そんなに大きい魚でもないし、ルアー落してちょっと誘うだけで食ってくるイージー感だったので次々釣れるだろ、と思ってシイラをリリースしたら、最初の一匹なんだからキープしときなさいよ!このあと釣れなかったらどうすんの?って早速叱られてしまいました。
実際その通りで、後ろでもヒットしてたけど獲ったんだかバラしたんだか?その後すぐに沈黙。
あと2,3本は出ると思っていたが・・・しかし考えてみればパヤオなんて毎日撃たれてるはずだしな。
てわけで移動。写真ぐらいは撮っておけばよかったかなあと思っていた。
あとその時のドサクサで、シイラタックル・・・というかリールがクリティカル大破。
ファイト中だったから、一部始終を見てたけど何が起きてたのか理解できなかった・・・ありゃ非常に運が悪かった・・・
ので、ここからほとんどツナタックルで通した。

それから割と走って沖の方まで行き、カツオのナブラ撃ちに。
多分みんなカツオキャスティングしたことないので、最初は戸惑いながら、徐々に慣れていってナブラにルアーを撃ちこむ。
しかし、これは良いとこ入ったわ!→やっぱり食わなかったよ・・・を繰り返し皆で悶絶。
ナブラもすぐ沈んでしまうのでこりゃヤバいかもと思ったけど、船長の巧みな操船で次に浮きそうなあたりへ行って待ってるとまた持ち上がってくるとか、ナブラを見つけては上手くつけてくれるので撃てる機会はかなりあった。
ベイトは、イワシだったら鱗が散るし、もうちょっと派手なナブラになるはず・・・
元々シラス食ってるって話だったし、やはり実際食い方も地味だからシラス食ってるんだろうなーと・・・最初はシンペン投げたりしたんだけど、サイズを合わせてジグに決めることに。
スキルジグは謎のロスト&貸してて無かったのでナゴメタル45g。

とりあえずシイラ釣って一抜けしてるから、気持ちミヨシは譲り目(?)で胴の間とかからキャストしてると、キャストしたときには群れの先っぽあたりに飛ばしてるつもりが、着水したら群れの後ろに落ちてたってことがあったりで、それで高速回収してたらゴン!
そこで全く食うと思ってなかったので、なんかハンドル回んないんだけどって思考が先に来て、次に水面で魚が何故かヘッドシェイクしてるのを見て(回収しようとまだリール巻いてるから)初めて、あ、ヒットしてる!?と認識。
こいつだせー!

そこからフッキングをして、ファイト体勢に入ると、思わぬ引きにやや圧倒されてしまった。
ドラグが結構強く掛かってるにもかかわらずそれをものともせず引き出していくカツオ、対して不意をつかれ脇挟みファイトしてたのでこのモヤシには当然耐え切れず、へっぴりファイト。
カツオの口弱いからよー、引くな引くなよーって言ってるので、このドラグじゃヤバいと思い咄嗟に緩めるも、当然奴は更に走るので完全に落ち着きを失ってしまった・・・
船尾に向かって走ったので移動したらなんか踏んでコケたし・・・
咄嗟に腕で船ベリを受け止めてすりむいたけど、あんとき竿ぶつけなくて良かったよ。リールはぶつけたけど。
今思うと完全にだせー。
カツオは引くとは聞いてたけど、ここまで引くとは思ってなかった。
だって仮にもツナタックルが曲がってるんだもの・・・

あとはどこをどうファイトしたもんだか、こんなこともあろうかと付けていたジンバルを思い出し、ロッドを挿してようやく落ち着きを取り戻す。
新品(まだ魚を掛けてない)の竿、リール、糸・・・不足があるとすれば・・・己のみ!
体勢を整えてしまえば、引くとはいえどツナタックルの敵ではないな、とカツオの口が切れないようにゆっくり巻きあげてきてネットイン。
背びれの後ろ側に見える、静まりかえった山あいの湖面めいた深く射し込む青色が美しいカツオ・・・多分2.5~3キロぐらい。
仕立てキャスティング釣行!

これでツナタックルの入魂にも成功!
皆オフショアって高いタックルの人ばかりだから自分の安タックル書くのがちょっと憚られると思ったけど、逆に自分の選んだ道具の情報も少しはネットに転がしておかないとね・・・と、釣った記念にここにひっそりと記しておこう。

・SALTY STAGE (ソルティーステージ) KR-X Offshore Casting SOCS-77H-KR
一応メーカー的には「40Kg級の近海マグロゲームから浅瀬での15Kgオーバーのヒラマサの格闘に~」とあるので、カテゴリー的にはライトツナ~ヒラマサロッド的なもんなのかな?
んなもんスペックはメーカーサイトみればわかるんじゃい、なんか他の使ってみないとわかる事書けやってことで・・・
まずグリップが長いです。ちょっと取り回しは悪いかなと感じるけど、ファイトは楽なんじゃないかなぁ。
特にフォアグリップが長いので、ジンバルに挿しての長時間ファイトでは適度な角度を保ったあの三角形が作りやすいんじゃないかな。
で、グリップが長いので相対的にブランクス部分は短く感じます。76のシイラロッドの方がブランクスは長いぐらい。
バランスは普通で、先重りしたりとかはないです。この日は都合により殆どこの竿だけで釣りしたけど、俺みたいなモヤシでも充分振り回していられる竿でした。
アクションはレギュラー~レギュラーファーストかな?結構全体的に曲がる感じで特にティップが柔らかいとかではない。
ゼニスやテンリュウとかの竿と比べてトルク感よりは硬さ的なフィーリングを感じるけど、トルクが足りないわけでもないと思う・・・多分・・・
が、曲がって取る竿じゃないので、やっぱ根まわりのヒラマサを強引に取る感じがメインのコンセプトなのかなぁ。知らんけど。
あとリールフットの長さが70mmを超えるリールも付くので、PENNのスピンフィッシャーやバトルも大丈夫。
というわけで手持ちのSSV6500が付くってだけでまず高ポイント、最悪マグロやんなくても強め(さすがにオーバー?)のシイラ、あるいは他の青物トップやろうと思った時に転用できるでしょってIYHしました。

スピンフィッシャーは初めてドラグが鳴ったけど、この程度なら何ら不足無く渡り合えると確信。
「力強さ」「マグロ」「不安が一切無い」とショドーしておきたい。
船が進んでる時に投げると、ちょっと巻き取りが遅く感じてしまうが・・・それぐらい。
何故か少なめに巻けるスプールも相まってか、ライントラブルは2回ぐらいガイド絡みしただけ・・・それも致命的なやつではなく、緩めたら解除できるだけのアレのみだった。
ていうかKガイド!おめえやっぱり普通に絡むだろ!仕事しろ!

さて、か・ん・こ・rじゃなくて閑話休題。
その後ちょっとしたらまたヒットして、さすがに今度はだいぶ落ち着いて対処してカツオを追加。
ダブルヒットしてた仲間も無事ゲット。
他の仲間もポロポロとヒットしたりしなかったり・・・
シラス食ってる時用に小さい銀色のジグをいくつか持っていたので貸したら、それで釣れてたり。
あとジグミノー系でも釣れてたな。

カツオナブラに一緒にシイラも居たりして、誰もいない船尾の方へふらつき君が泳いで行ったのでシンペンを投入したら一発。
これもそんなには大きくないサイズで、カツオと比べるとどうしても、うーん・・・だが、しかしファイトの方向性が違うからな・・・何と言ってもこいつらは跳ねる。
オーバーなタックルパワーを前にマグロじみて寄ってきて、マジでネットインする5秒前。
一発だけジャンプして見事に帰っていきましたわ。
カツオは直線的な力のある引きをするが、割とそんだけ。
一方シイラは、パワーは劣るもののトリッキーな動きをして、カツオよりも油断ならぬファイトをする。
どちらも気の抜けない相手なのだ。

そうやってしばらくカツオナブラを撃ってって、最早シイラ船じゃなくて8割カツオ船だよねって感じだったんだけどなかなか追加できず、大きく移動することに。
潮目とかをチェックするもシイラは不在・・・
カツオやってる途中にまたシイラが現れてヒットしたものの、一瞬でバレてしまったきり。
やる気のある群れだったけど、カツオナブラと合流しちゃって一緒に沈んでいった。
あとはしばらくクルージングして、最後に河口沖でジギングして大カマスとワカシの顔を見て終了。
本命のシイラ様が不在、慣れないカツオ釣りで苦戦したけど、何もない所で誘い出しするならともかく、ナブラ撃ちをずっとやって釣れなかったという結果なので、これは釣り人の腕だなぁと痛感。
これじゃあまだまだ駆け出しアングラーだなぁ・・・

仕立てキャスティング釣行!
船中でコレ。
ボの人も出てしまったが、シイラに関してはまあ日が悪かったって事で・・・
シイラ釣れてる時にまた挑戦したいな。



で、釣ったカツオですよ。
1匹持って帰って仲間と喰ったら、全然臭くないのね、臭くないカツオなんて・・・そういえば鹿児島でスマ食ったな、でもあれぐらいだな。ほんとに。
スーパーに並んでる切り身なんかよりも血が残っててだいぶ赤身してるんだけど臭くない。美味かった。
そしてシイラ。
正直シイラは過小評価していたかもしれない。
フライにぴったりの魚だなぁとは思っていたが・・・実際揚げてみると美味い!
いつだったか、日本海でペンペン釣った時は日本海のシイラの方が美味いとか偉そうなことを言いましたが、撤回します。充分相模湾のも美味いです。
釣味も食味も、カツオに勝るとも劣らず、いい魚です。





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