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2013年04月28日

琵琶湖遠征・残業編

なんとか1匹釣って爆死は回避したものの、これでは遠征の釣果にしてはちょっと・・・というわけで、おかっぱりで残業。
70Hとセンコーだけ持って大遠投でキンボシを狙う!

そして開始早々、ヌココン!こいう明確なバイトが!
センコーの釣りは、当たったらシェイクして持っていかせてから合わせるのがセオリー。
3年ぶり?にこんな釣りをしたので、当たった!と思ってついつい竿で訊いてしまい、持っていかずに離されてしまった・・・
そういや、前回この釣りをしたときも当たってすぐ合わせたため、フックの真下でセンコーがちぎれて帰ってきた思い出が・・・
やっちゃってから、そういやそういう合わせ方するんだったって思い出したわ・・・遅し。

するとしばらくして、隣で釣りをしていた仲間にバイト。
シェイクしてシェイクして・・・え、そんなに待つの?もう魚いねえんじゃ?
って訝しんだところでフッキング!
丁寧に食いこませたためか俺とは違いしっかりヒット!
上がって来たのはプリプリのナイスサイズ。


ぐぬぬ・・・これがさっきわしのセンコーを咥えた犯人なのか・・・?
釣りはじめてそんなに時間は経ってないので、やってりゃまだまだバイトはあるはず、と続投。
しかしうんともすんとも言わず、一旦本湖から離れて水路を撃ちに。
水路もすげー釣れそうなんだけどなぁ、どうなんだろ?
対岸のアシと手前のアシを撃ったり、地形を撃ったり。
そんなことをしているとアシが動いてベイトもモジった?
すかさず近辺に打ち込んでみると、ちょっと小さめのバイト。
シェイクして・・・あれ、いや、これ・・・普通にもう魚いない感じする・・・
という疑惑のバイトで終了。

打ちひしがれて本湖に戻り、そろそろホテル戻ろっかって事でコンビニに酒を買いに行ったら別行動の仲間と遭遇。
そっちはこれから釣りをするという事で、再度湖岸へ・・・
ノーシンカーじゃあんまり飛んでる気がしないので、タングステンシンカーを装着しヘビダンに。
飛びに定評のあるスコXTも手伝ってよく飛ぶ・・・
のはいいんだけど、俺のリールなんか変な音してる・・・
みんなのDCよりもうるさいよ?
投げるたび、ギャー、ギャー、どういうこった?
酒飲んだうえにアクエリアスでブーストしたから俺の感覚がおかしい・・・わけじゃないよね?
SVSの油膜切れ?ベアリング死亡?スプールシャフト曲がった?
出先なので対処も出来ず、飛距離は別に出てるのでそのまま続投・・・

そんな中、みんな待つ釣りをしている所で一人だけスコーンを巻いていた仲間にヒット!マジか。
上がって来たのはやはり太いイイ魚!
俄然やる気が出るが、自分は既にここで何時間かやってて最初のバイト以降音沙汰が無く、普通に疲れてたので終了。
残業の甲斐も無く撃沈。



・・・翌日!
・・・っていうか起きたらもうみんなチェックアウトしてて、独りぽつんとおはようねぼすけさんだった。
朝釣りもしてたみたいだけど釣れなかったみたい?
そこから適当に車に分かれておかっぱりへ。
いつも行く公園へ来てみるも、自分のタックルを積んだ車は別の場所へ行ってしまい、仕方なく仲間の竿に何故かこれ使いなと手渡されたフロッグを付けて出動。
なんかもう普通にバス釣れる気しないしカエル釣ったろうと思ったら、いつもの藻場に藻がない!カエルいない!
他の釣り人達は木の上に登ったりして志の低い釣りをしてて、見る限りで50アップ含め3,4本釣られてたんじゃないかな・・・

我々には釣れず、一旦ポパイで合流して今度は東岸へ。
さすがにGWだけあって岸沿いは人だらけ。こんなにもバス釣りする人まだいるんだね・・・
適当な所に入ってやってると、テキサスを投げていた仲間に1本。
ふーん、釣れなくはないんだと思ってたら、仲間が拾ったデルタフォース(しかも無印デルタのダブルコロラドという微妙にレアい奴)をくれたので、性に合わない遅いワームの釣りよりは好きなスピナベの方がいいやと付けかえてみた。
コロラドブレードの強みはバイブレーションにあり。
リフトアンドフォールでゆっくりボトムを攻めるべし。
やってて思ったけど割とこれ釣れちゃいそうな気がしていた。
ちょっとやってると、コアユの群れが入ってきたりして釣れそうアトモスフィアは抜群。
リフト、フォール、リフト、フォール・・・
足元にはゴロタが入っているのである程度手前まで来たら回収に入るんだけど、回収して竿一本分を切り、手元の親指は既にリールのサムバーを抑え、キャスト体勢に入っていたところで、まさかのズドン!
見事なアンブッシュバイト!ちょっとこれには対応できない・・・!
拾い物の、あの掛りの悪そうな針・・・別に今刺さってくれてなくてもいい、どこかうまいところに乗っかっててくれたら、コンマ5秒後には追い合わせが出来るんだが・・・と鈍化したニューロンにパルスが飛び、視覚が足元で白い腹を見せてうねる魚体を脳内に送り込んできたところで、ポロッ・・・
あー、もう、あー・・・
普通にデカかった、バイトで竿持ってかれたんだもん、小さく見積もっても40cm、キロはあった・・・クヤシイ!

その後、移動に移動を重ねるも健闘むなしく撃沈。
移動するたびにどこかで1匹は釣ってる人を見たし、中には55upぐらいのを隣の隣りで釣られたりして凹むと共に琵琶湖のクオリティの高さを再確認。
こっちは別に50じゃなくてもいい、45でも40でも釣れれば一向に構わんのだが・・・
バイトは1回だけ、貴重なチャンスを取れなかった・・・
チャンスをものにできない男、それが敗北の十字架を背負いし者の宿命・・・  


Posted by MxTxN at 23:00Comments(0)バス釣り

2013年04月27日

琵琶湖遠征・ボート編

ここ3年ぐらい?行ってなかった南湖へ遠征。
どんな感じなのかよくわからんが、あんまり芳しくは無さそう・・・
日程決めちゃってるから、釣れてないので行きませんは出来ないのだ・・・
でも志低い俺のライトリグカラテなら、小バスがポロポロ釣れて運が良かったらでかいのも混じるだろって楽観的に・・・
実際今までもこれでボウズは無かったはず・・・
しかし春の琵琶湖を侮ることは出来ない。
自分より志の高い釣り方をしているとはいえ、ボウズで帰ってきた戦士を何度か見ていたからだ・・・

新東名、伊勢湾岸、新名神と走って南湖へ。相変わらず静岡長ぇーな!もっと短くなれや!
この日の夜は猛烈な冷え込みで、途中寄った苅谷PAでの気温は8度。ちょっとした冬の夜釣りの寒さじゃねーか!
思わずカップラーメンを食べてしまったげふぅ。


久々のマリーナ。
一緒に来た仲間2人はガイド艇に乗るので、別の仲間4人と合流。
3人と2人で2艇に分かれる際、それぞれの船の上から順に人数分サイズ平均で晩飯代をかけることに。

どこへ行けばいいのかわからないので、前日に見てきたプロガイド情報を参考に適当にポイントへ。
まずは志高くクランクとスコーンを投げてみるがノー感じ。
移動して西岸に行ってしばらくすると仲間の竿が曲がった!
デカいって言ってて慎重にファイトしているので、ランディングネットを組み立て。
浮いてきた魚は・・・頭が大きい!すわいきなりの50か!?
と誰もが思ったが、ネットインして計ってみると、これがまた微妙に胴が短く、49cm。
でも大きいことには変わりない、アバウトに考えれば50クラスだ。
サイズ平均勝負で貴重な一本!

自分達が巻いている中ヘビダンで釣れたので、そそくさとヘビダンを用意・・・
ダウンショットならライトリグでもいいんじゃねーのって志低くスピニングロッドを持ち出すが、全くバイトが無い。
いつもなら小バスか、最低でもギルバイトぐらいはあるのに・・・

南下して浜大津へ行くが、ノーバイト。

プリンス沖まで流してノーバイト。
GW初日ということでボートは多いのだが、いつもの琵琶湖のように釣れている場面はほとんど見ていない。

ディープホールもノーバイト。困った。

マンメイドを撃つもノーバイト。
ちょっと荒れだしたので、避難場所へ退避。

ここはクランクで釣れる場所らしく、ちょうど風が吹いていかにもな感じ!
っていうかもうアトモスフィア的にはいつ釣れてもおかしくない予感がする。
アングラ第六感めいているが、やはり釣りをしているとこういうことがわかると時ってある。
みんなでグリグリ巻いていると・・・やっぱりのヒット!
俺と全く同じクランクを巻いていた仲間にいい感じの45cm!
すぐに俺にも来るはず!と思って、投げて巻くだけのために生まれたリトリーブインダストリマシーンめいてクランクを巻き倒すが、釣れる?のはタニシばかり。
根掛りはしないので、完全にこのクランクの泳層と地形がマッチしている証拠だ。
っていうかここで釣ってる動画見てこのクランク買ったんだけどね・・・
結構ここで巻き倒したんだが、その1本のみで何も起こらず撃沈。
うう~ん、今日の琵琶湖は全然甘くないと思ったが、本当に厳しい戦いになってきた・・・


初めてスコーピオンXT1001をバス釣りに投入したけどいいねこれ・・・
旧スコ千よりもコンパクトでおさまりがいい。

あちこちを転々とするも、うんこしたくなってマリーナに帰った時にスタッフの人にどこがいいのか訊いてみたら、どこも釣れないけど、一応あそこかなぁって感じのアドバイス?を貰って、行ってみたらヘビダンの仲間に43くらいのが1本釣れた。しかし全く続かない。

いつも元気な小バスのバイトは全く無く、全然魚が釣れないかわりに釣れるとマズマズって感じだろうなぁ。
自分には全く何も掴めず、この日にライトリグはやるだけ無駄ということがわかったのみ。
それで結構巻いてみたものの、これもあんまり釣れる気がしない・・・
完全に釣りを見失った・・・というか最初から何も見つけていない・・・

こ、このままでは連続して爆死シリーズタグが付いてしまう!アーッ!
マスター!マスター・アングラー=サン!俺に道を示してくれ!
混乱するまっつんは、ニューロンの中でニュービー時代のメンターの名を叫んだ!ニューロンの中に深く刻み付けられたメンターの残像が、彼にこう告げる・・・(((何事も釣力で解決するのが一番だ)))
アッコラー!釣力ねえからこうなってんコラー!ザッケンナコラー!

仲間内では鉄板ポイントだった名鉄に行っても何も起きず、ストップフィッシングの時刻は無慈悲に迫るその時、ボーターの仲間が、最後にあそこ撃って帰ろうかと提案。
うん・・・聞けばなるほど確かに釣れそうだ・・・そしてそのポイントへ。
ボートが無いと届かないマンメイド・・・居れば1発で食うはず・・・
ピン撃ちに選ぶはフリックシェイクのジグヘッドワッキー。
そしてここまでノーバイトで極限まで高められた彼のニューロンは・・・正確にピンスポットを撃ち抜いた!
4か所あるうちの、まず1カ所目はダメ・・・
お次は反対側へ・・・こちらも一投で射抜く!
フォール・・・フォール・・・
あれ・・・ここも食わなんだか・・・?
フワリ、フワリと動かすと・・・
・・・モソォーッ・・・

!!!

ヒッサツ!間違いなく食ったァーッ!
スリケンのようにシャープに、オスモウのように力強くフッキング!
会心のフッキングが決まった感じがする、これはバレない!
引きはそこそこ、久しぶりのバスだからちょっとサイズ感が掴めないが、決して小さくはない!
魚を跳ばさないよう、竿を下げて寄せてくる。
足元で一度突っ込まれてドラグが出たが、難なく浮かして・・・ちょっとネットインに手こずるも無事キャッチ!
これまたいいサイズ!

今年の初バスは50に届かなかったものの48cm!
最後の最後、ボーナスステージじみた釣りだったものの無事ゲットできて本当に良かった。
これでこちらの船の上位3尾平均サイズは、49、48、45の47.3cm!
対するあちらは、時折の連絡で数はこちらより釣っているものの、50アップが出たようなアトモスフィアは感じられなかった・・・いけるか?

残り2か所は、1匹釣った放心からかキャストも決まらず、そのまま上がり。

やはり別艇の仲間も苦戦したようで、片方はボウズだったらしい。
いや、俺も紙一重だった・・・あぶない所だった・・・
晩飯勝利!

久々にお会いした琵琶湖の釣り仲間はちゃんと50アップを釣っていた。さすがだ。
あとはガイド艇に乗った仲間がこんな日にどんな釣りをしてくるのか、答え合わせが楽しみ。
ちょっと残業をしたらしく一般アングラーに遅れてガイド艇帰着。
なんと、というかやはりというか、我々の釣りからは信じられないことに数は釣ったようだったが、最大サイズはこちらとあまり変わらなかったらしい。
釣り方を聞くと、うん、まあ、やっぱり今日は難しい日だったんだね・・・
うん、難しかった・・・というか何もわからなかった・・・
そして残業おかっぱりへ。  


Posted by MxTxN at 23:19Comments(0)バス釣り

2013年04月20日

泳がせチャレンジ!

どうも最近ヒラメがよく釣れているらしい。
なるほど、ヒラメが、よく釣れているのか。うむ。
その手の噂に何度も踊らされてきた俺ぐらいのレベルともなると、だいたい与太話とそうでない話が臭いでわかるようになる・・・。
が、これはどうも、本当に釣れているのだ。
そこからは早かった。
今ここに・・・与太話とダンスを踊る戦士が4人、相模川河口へ降り立つ!

ありとあらゆる状況を想定し、汎用性の高い竿を2本に、持っていけるだけの道具を持っていった。
錘は船指定の15号から泳がせの30号まで5号刻みで、キスが全く釣れないときの苦肉の策としてジグやエギも忍ばせ、餌のキスを生かすためのエアポンプまで用意する周到さだったが、結局それらは全く出番がなかったことを先に書いておく。

作戦はこうだ。
シロギス船に乗りピンギスを釣る。
それを泳がせる。
そしてヒラメ!
単純明快!

しかし記憶にある限り、相模湾ではカワハギ釣りの外道でぐらいしかキスを釣った覚えが無い。
陸からの投げ釣りではついぞ一匹も釣れなかった。
・・・のだが、シロギス船なんだもの、きっと釣れるはず・・・敦賀じゃ釣れたし・・・
前日にHPに割引券があることを発見し印刷して持っていったが、4人いるとグループ割引で500円引きになるらしく、特に割引券は必要なかった。

この日はアジ船の人数が揃わず出船中止になり、かわりにキス船が増えることに。
当初我々はオオドモが取れなかった所を、増えたキス船に乗り換えることでトモに入ることができた。ラッキー。



出船してからすぐにポイントで、一体どれぐらい釣れるもんなのかと思っていたらすぐにアタリ。
たまに眠たげな引きをするこの感じ・・・ヒイラギじゃねーか!
仲間にはキスが釣れていた。
ちなみに自分は暫くヒイラギしか釣っていなかったが、仕掛けを浮かすとヒイラギというアドバイスを聞いて底を切らないようにゆっくりサビくとキスが釣れた。
しかしこのキス、本命だけど本命ではないという今日に限ってサイズが良く、全く泳がせの餌になるようなサイズが釣れず苦戦・・・
しかしなんとか皆餌サイズを確保して、各々泳がせを開始。

暫くやっていると、隣で竿を出していた仲間のロッドキーパーがガコッと外れた。
あぁ、あのキーパーは揺れで外れるんだ危ないなー、と思って見ていると、そうではなくどうやら既に魚が乗っていたようでファイト開始!
カワハギ竿を転用していたので、魚の引きに合わせて竿がガクガク揺れていた。
魚が浮いてくると・・・間違いなくヒラメ!しかもデカい!
・・・が、ネットイン直前にまさかのポロリ!

確かに情報ではよくヒラメが釣れていたし、それを狙ってきたんだけど・・・本当に来るとは・・・
俄然テンションも上がる。
次に魚が来たのはオオドモにいた仲間で、一番・・・というか唯一泳がせの経験者。
しっかりと食い込んだところに合わせを入れて、弓なりに竿がしなる!
ここらへん、ちょっともう記憶があいまいになっているのでこの順番だったか定かではないが、突如その隣の仲間の竿も引き込まれた!
俺はてっきり先に掛かっているヒラメが隣の餌まで食べたと思ったのだが、どうも違うらしく先に掛けた仲間は無事にネットイン!ということは・・・!?
掛かってすぐは、グラスのバスロッドがかなり引き込まれていて見ていて冷や冷やしたが、すぐに2匹目も上がってきて無事ゲット!
なんとヒラメのダブルヒットだった!
与太話どころではない、まさかここまでとはっ!

ポロポロとシロギスとヒイラギを釣りつつ、まだかまだかと泳がせで出している竿に神経を集中させるが・・・
次第に脳内にはアベ一休の代表曲「スシを食べすぎるな」の替え歌が流れ始める・・・

魚のアタリがおれに無い!
おれのところに回ってこない!
昨日おれは理由を知った!
オオドモの仲間が!魚を釣り過ぎる!
マワッテコナイ!アタリガコナイ!
コナイ!コナイ!アタリガコナイ!

魚を釣りすぎるな!
魚を釣りすぎるな!
魚を、釣りすぎるな!


そう、なんとオオドモの仲間は次々とヒラメを上げて、なんと3枚も釣ってしまったのだ・・・
こんなのってないぞ・・・デスサガミベイいい加減にしろよ・・・
そうやって気を揉んでいるうちに、自分にも待望のアタリが!

しかし全く合わせるタイミングがわからない!

多分もっと待った方がいいのではないか!?

よくわからん!

仲間の誰かの合わせろという声が聞こえたので・・・

ままよ!

と合わせたら・・・スコーン!
完璧な空振り!もう一度食ってこないかとすぐに仕掛けを落としなおしたが反応は無く、仕掛けを上げてみると餌のシロギスは見事にいなくなっていた。
わかってはいた・・・頭ではわかってはいたんじゃ・・・
しかし・・・
教科書めいた早合わせ・・・
イマジナリーカラテトレーニングが足りなかった・・・

だが・・・おお、見よ!彼の眼を!あれは・・・そんな!まさか!?
古事記にも記されし釣り人の暗黒執念の一側面、本気狩モード(訳注:マジカルモード)ではないだろうか!?
最初で最後のアタリだったかもしれないという諦観を、確実に次があるという希望が上書きし、塗りつぶしたのだ!
うおォン!俺はまるで淡々と餌サイズのシロギスを釣る冷酷無慈悲マシーンだ!
なんとか餌サイズのシロギスを釣ったら一荷で小さなヒメジも掛かってて、サイズの良いキスのせいで慢性的な餌不足に陥っていた我々はこれも餌にすることに・・・
自分はキスを投入して、隣の仲間にそのヒメジをあげたら、そっちの竿にアタリが!
釣れたのはワニゴチ!
ちくしょうなんでこっちのキス食わないんだよ・・・いい加減にしろよ相模湾・・・

しかしやはりブッダは俺を見はなさなかった!
ついに再び俺の竿にも反応が!
すぐにシロギス仕掛けを回収!

竿を手に取り・・・

ちょっと待って・・・

ちょっと聞いてみて・・・

・・・重みを確認!フッキング!


スコーン!


ナムアミダブツ!
読者の中にニンジャ動体視力をお持ちの方は気付いたかもしれないが、そうではない方のためにこの時何が起きたのか記しておこう!

ついついテンション上がってフルパワ力強さ重点フッキングしてアワセ切れしちゃった(テヘペロ

うn・・・いつもこんな感じだよね俺・・・
人のやりそうな凡ミスは一通りやって、ああこうなるんだって体感する派なんだ俺・・・
こんなときブッダも3度目は無いと言っている通り、最終的に諦め悪くヒイラギを泳がせたりして何事も起こらず終了。
戦士4人の釣果は、ヒラメ3枚、ヒラメ1枚、ヒラメ水面バラシ1のワニゴチ1、そして何者にもなれなかった俺・・・
シロギスは4人中2番目くらいは釣ったんだ・・・釣ったのに・・・
敗北の十字架を背負って無念の帰港。
みんな釣ったヒラメとかをHP釣果情報用の写真に撮ってもらってるのを、指を咥えて眺めていました。
ナンデ?シロギス船なのにシロギスじゃ写真撮ってもらえないナンデ?
別船でもヒラメ5枚ぐらいにコチも釣れてて、本当に当たり年って感じだった。

久しぶりにヒラメなんて食ったよ・・・

美味い・・・涙の味がしてうまい・・・うま・・・あじ・・・
シロギスも釣りしてる最中はただの餌扱いだったけど、別にヒラメに見劣りするような魚じゃなくてこいつも美味いのでちょっと救われた気持ちになった。

シロギス釣りってなら別に爆死してないけど、試合に勝って完全に勝負に負けた感がするのでこれは爆死シリーズ行きの記事だな・・・
キスヒラメ・・・要リベンジか。  


Posted by MxTxN at 23:33Comments(0)船釣り

2013年04月14日

崩壊後のリバスポ

開成は魂のホームエリアと言ったが、実はもう一カ所あるんだ。
それはリヴァスポット早戸!

いいか!リバースポットじゃないぞ!

ヴァ!

オーケイ?

ヴァ!

ヘヴィメタルみたいなもんだ!
略すと結局リバスポになるんですけどねー。

毎度大雨の後に崩壊するリバスポ、この時も例に漏れず1週間前の雨でやられてしまい、全面復旧は釣行前日というチャレンジャーっぷり・・・魚いるのか?
だが結構増水してヤバい流速の時も流芯にルアーをドリフトして連発した思い出もあるし、そんなに魚って流れていかないでしょ?と希望的観測をもって現地に降り立った我々の目には・・・おお、そんな!?まさか!?
魚いねえ

いるにはいるけど、これがとてもあのリヴァスポットとは思えぬ魚影・・・どこぞの釣れない管釣りかと思ったぜ。
いや、どうせなら朝から釣りたい俺個人の思惑は別として今日は釣りでもしながらBBQしようやーという設定上、我々はあくまでもショバ確保のために来た先遣隊、釣果が大事ではない、ショバが最優先事項よ!
崩壊した後だしどうせ人いねーべと思ったら、んなこたない、思ったより人がいる・・・
捌き場近くのいつもの場所は既に取られていたので、ちょっと横の方へ・・・
荷物を運んでいる途中、橋の上でカランと音が。
何を落とした?と見てみると、底には愛用のリリーサーが・・・っ!
釣りに行くたびにこいつ落っことしてるな・・・

ランディングネットで救おうと試みるも思いっきり流芯だったので水流にネットが押されて回収はかなわず、ASAPでタックルを準備しDコンを結んで救出。
今のはクリップで挟むだけのピンオンリールで何かあるとすぐ外れるから、安ピンでとめる奴に替えよう・・・

パッと見で釣り場の魚影が少ないとは思ったが、やはり最初は厳しい感じ・・・
朝一に抜かれてないであろうイワナ系をミノーで狙い撃ち戦略も、肝心のイワナが見当たらないという有様。
ちなみに魚種は一日中やっててニジマスしか釣れず、他にアルビノと小型のブルック?を見たのみだった。


今日の初ヒットはレギュラーサイズのこいつ。
とりあえず困ったらクラピーである。
ちなみに今日のレンジはクラピー換算でディープ。ミディアムのレンジではちょっと上な感だったなぁ。


2発目はこいつ。
リバスポにしちゃなかなかいいサイズ(開成サイズ)でポンポン跳んだしよく引いた。
そこからしばらく上流を見て回るも、思いのほか人が多く入る場所無し!
9時ぐらいに放流が始まったものの、自分はかなり広めのプールの釣れなさそーな所に居てどうしようもなかったのでBBQ場所まで撤退。
釣り場崩壊してんのに、なんでこんなに人居んのさ・・・


放流カラーでヒャッハー。
レンジを掴んでからはワンキャストワンヒット状態。
10匹くらいで終わったけど。
放流魚を見てると割と大きめ(開成中の下ぐらい)のも入れてていい感じ。
魚も綺麗で良く引く。


まだやや水量があって流れも強いうえ、魚も30~35くらいのが結構入ったので、そういうのが掛かるとかなり引きが楽しめる。
PE6ポンド+0.8号リーダーでドラグは締め気味な方の俺の設定ですらも、下手したら2秒ぐらいドラグ鳴らしながら走る奴もいた。
ほぼ開成のと互角の引きしてる。超楽しい。

まあ、手前にデカいの(50up)が居てルアーを追ったのでこいつは釣れると思って本気で狙いにいったら背中にスレがかって散々引きずり倒されたオチで終わるんですけどね。
リーダーが魚の引きでコイル状になったの初めて見たし、次のキャストで腕がしびれてて思いっきりミスキャストしたのも初めて。

放流を楽しんだ後に後続が到着し、BBQの準備したりなんだり。
人数分魚を確保、散れっ!ってことで散ったんだけど、既に放流効果沈黙&他のお客さんも続々と入ってきて、釣りする場所に困ることに・・・
人が増えると同じくして強烈な風も吹き出したんだけど、これで釣りする人減るかなーと思ったら別にそうでもなかった。
橋の下流の大きめのプールに入ることができたので見てみると、結構いいサイズが見えたので狙ってみることに。
今日はやはり釣り場崩壊後に補充された魚が大半なようで、魚影は薄いものの目の前を通せば簡単に口を使うような感じがした。
うまくルアーをドリフトさせて視界に持っていき、魚が追う仕草を見せるとリーリングを止めるかごくゆっくり巻いて、ルアーの動きが止まったり浮き上がったりしない速度を維持して下流へドリフトすると・・・パクッ!
これよっ!リバスポのきれいな水がなせるサイトの面白み!たまらんっ!
半年前まで管釣りでブラインドの釣りが出来なかった理由はサイトで魚を掛けるのが楽しいからだ!

これがまた先の大型のスレ並に強烈に引いて楽しい!
手前で掛けて一気に流芯を超えて反対側まで行きやがった!
頼むから下のプールにまで落ちていかないでくれよ!
充分にファイトを楽しんで・・・というか時間を掛けないと全然ネットインできそうになかったので・・・ランディングしてキープ。
ほんとは小さ目の塩焼サイズがミッションだったんだけど・・・ホイル焼き要員って事で。

遠近法の差はあれど塩焼サイズとの比較・・・引きそうでしょう?

ちょっと食べ物をつまんで、まだ全然魚が足りてないので再び確保に。
このあたりで、かつてないほどリバスポが混んでる事に気付く。
なにこの人手!?みんなリバスポのホームページ見てこなかったの!?入る場所全くねえ!
釣れそうな場所が空くまで適当に釣りするも、ダウンでドリフトさせたほうが釣れそうなのにアップでしか釣りが出来ず、やはり苦戦。
あとキープする気になって釣りをすると魚に下心が伝わるのか?バラシを連発。
やっといい位置が空いたので入って、やっぱりのヒット。
塩焼サイズ1匹に開成サイズ2匹を持って帰還。


さっきの魚はやはり赤身のサーモン状態になってて、この3匹の一番デカい奴はちょっとオレンジの身になっていた。
ちゃんと赤身にする魚も入れてんだぁ?
まな板と醤油持って来れば刺身も食えたなぁ。

午後の放流までしばしBBQで休憩。
再び放流のアナウンスを合図に出撃・・・したかったんだけど、もうめっちゃくちゃ人がいる!こんなにリバスポに人がいるの初めて見た!
橋の上流の川が2手に分かれてるとこのあの小さいプールに、多い所で5,6人いたからね!?
こりゃちょっと辟易する・・・
午後の放流は何故か午前ほど簡単には釣れず、放流後しばらくしたら釣れる感じだった。
そんな中でも異様に掛けまくってる人もいて、あれぐらいのワザマエじゃないと管釣りで3ケタは無理なのかーと・・・

そして午後の放流はなんかサイズの良いのを多めに入れたっぽくて?なんか開成サイズが次から次へとヒット。
4,5人仲間で並んで釣りしてみんな同じようなサイズ釣ってたからね。


久しぶりのリバスポだけど、もしかして以前よりクオリティ向上してる?それで人も多いのか?
以前のリバスポは、小型のニジマスの数釣りと大きいイワナとか色物が目玉って感じだったんだけど、少なくともこの日は中ぐらいのニジマスを結構入れていた。

あとはなんか適当に釣りして締めにちょっといいサイズ釣って終了。


ネットインorリリーサー使用数36匹と数が釣れたわけじゃないけど、半分くらいは開成サイズで引きが楽しめたので、多分普通の引かないサイズ100匹釣るよりも自分的には楽しめたんじゃないかな・・・
  


Posted by MxTxN at 23:31Comments(0)管釣り

2013年04月06日

開成アルビノ祭り?

開成・・・それは管釣りを始めた頃によく行った、いわば故郷、ソウル・ホームエリア!
あわやボウズの日もあった。というか最初はほとんどそんな感じだった。
開成以外の色んな管釣りにも行った。
だが最近思い出すのは開成。開成の魚は大きく、良く引いて、美味楽しいのだ・・・

1年ぶりだが、どうだろう、釣れるかな?
まあ爆弾低気圧とかで活性は高いのでは?
3時間券でギリギリ降られる前に帰る戦略だが、パラつかれたり、最悪降ってくることも考えて雨具も用意。
タックルはいろいろやりたいしスピニング、ベイト、フライの3本。
ああ、そんなことより早くあのブルタルで諦めの悪い引きが味わいたい!

現場についてみると、天気悪くなるって言ってる予報の割にはマズマズ人いるかなーって感じ。
一般的には天気が悪いほうが魚は釣れるのだが、濡れてまで釣りしたい人って釣り人口の何割ぐらいなんだろう?

1stは人多そうだったので3rdから、まずは魚の引きを楽しむべくフライを・・・ってうわっ、黄色っ!アルビノ多っ!
早速足元のビノさんに狙いを定めて悪魔的色彩のエッグフライ投入即ヒット。


フライは相変わらずイージーだということがわかったのでルアーも投げてみると、普通にクランクにヒット。

同時ヒットした仲間のアルビノと一緒にランディング。
しかし表層パラダイスの開成で、このレンジのクランクで釣れたとは意外・・・という間違いを暫く引きずることに。

フライの方が圧倒的に簡単に反応するのでルアーは放置気味になりながら1stへ。
ボチボチヒットするんだけど、何故かフライにヒットする魚はデカく、ブルタルで諦めの悪いファイトが楽しめるのはいいのだが、苦労してファイトした末にバラシを連発。
前回の管釣りでは竿が圧倒的に弾いてた気がしたので1番手柔らかい竿を使ってみたんだけど、それでもバラすってことは・・・これはひょっとして腕のせいなのでは・・・?
考えてみれば俺はフライはニュービー中のニュービーだしな・・・
ティペット0.8号だから無理して引っ張ることも出来ず、無理して引っ張ってないから竿にたいしてテンションが掛からず、手前での急な走りでバラすんかなぁ・・・?
リールがインスプールタイプということもあって手ドラグを掛けられないためリールファイトも出来ない・・・
・・・こういうときこそあのバイキングLBの出番なのでは?

そして雨がちょっとぱらついたと思ったら一気に降り出した!颯爽とゴアテックスを着込む俺!
だが景気よく降り始めたおかげで着込むまでに結構濡れてしまった・・・
降るとわかっているときは降る前から着なさい。
アッハイ。

ちょうどお昼時ということも重なって、午前組&昼食組が撤収し、大粒の雨も相まって一気にプレッシャーが抜けた状態に!めっちゃ魚浮いて回ってる!
これこれ、こういうときに竿を出せる奴ってのが真のカチグミなんだよ君ィ!
っていう時にロッドにラインが絡まってるのをほどいてました。
結局一瞬で前線?は通りすぎて、ほどいてキャストする頃には魚も落ち着いてしまった・・・
何となく場所を変えたくなって2ndに移動。

インレットの土管にはいつもどおりのマスと、加えてアルビノの群れ・・・!
こいつら何したら釣れるかなー?
ブリ虫・・・はダメ。
シケイダーは・・・土管と全然関係ないとこに投げた捨てキャストで釣れちまった。


開成はいつもならトッププラグ一本でもどうにかなる場所だと思っていたんだけど、今日は水面への反応が微妙に悪く、水面には出きらないんだけど水面直下のちょっと沈んでるレンジには高反応で、そこからまたちょっと沈めるとそれで無反応というレンジ感・・・

2ndの狭さならマイクロスプーンで表層テロテロもよかろう、と岐阜では久しく出番のなかったマイクロスプーン勢でやってみると、2ndの土管から流れ出る水流とルアーのコースがぴったり交わりルアーがホバリングする、ゼンめいた神秘的な瞬間にアルビノが高反応することが判明。
そこでスピナーを取り出してドリフトさせてみると、何度かアタックミスの末にアルビノがヒット。


はぁAR-Sマジいい・・・これはこれでいいんだけど、もっと低速でも立ち上がるブレードと水面直下を引ける重量・・・すなわちAR-Sの1gぐらいのが欲しい・・・
飛距離駄目でもいいので欲しい・・・
あとどうでもいいけど、アルビノって眼球も白くなってる奴いるけど、あれ視力あんの?無いか、あっても普通のマスほど見えてないんじゃないか?ってことで波動とか水流に反応を示すという話を聞いたけど、実際の所どうなんだろう。
たしかに見た目的には視力悪そうだし、よくスピナーとかクランク追っかけてくる気がする。

ローテーションでペンタ0.9gを流してアルビノ2連発。


超近距離のサイトでテクニカル感を楽しんだあとは、しばらく色々ルアーを投げてみたんだけど、ルアーで一番最初に釣ったのが結構潜るクランクだったのを引きずって迷走。
結局一番反応がいいのはエルフィンシケイダーの水面直下引き、カラーも結構セレクティブだったけどアタリカラーを見つけてからはどこに投げても高反応だった。
あと中古屋で見た目と直感で買ってみた、はむクラというのを投げたらデカいF1?が釣れた。

最初からそうだったのかランディング中にそうなったのかは知らないが、ルアーの頭が口に入っててケツが出てた。

期せずしてアルビノ祭りに遭遇できたし、おなじみのよく引く魚も釣れたし楽しかったです。
ちなみに何故かフライだとデカいニジマスかF1、ルアーだとアルビノっていう釣り分けになってました。
そんな感じでした。  


Posted by MxTxN at 23:17Comments(0)管釣り