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Posted by naturum at

2021年07月05日

いまさらプロキャスターXその3 マグフォース故障のダイワ病発生と対処

前回の記事でブレーキ力が0.5でも充分ブレーキが掛かると言ったな。
あれは間違いだった。

なんかダイヤルとブレーキ力がちぐはぐなんだよなぁと思いつつもまたナマズ釣りに行ったら、その日はブレーキ力が全てのダイヤルで一定になっていて、更にキャスト時たまーに何かに擦れるような異音も。
あっ、これダイワ病だわ・・・

どうなっているかというと、マグフォースVのマグネットの接着が経年劣化(このリールは20年モノ)で剥がれてしまい、ブレーキダイヤルを回してもブレーキが効きすぎるか効かなさすぎるかで変化しない状態。
スプールをいじったときはまだギリギリ接着が耐えていたようですが、その次の釣行で完全にマグネットが剥がれてしまい、それに従いマグネットホルダーもグラグラになりスプールのローターに接触、異音も発生となっていたようです。

他にもスピニングの逆転などもダイワ病と呼ばれたりしていますが、それは置いといて。

じゃあぶっ壊れちゃったじゃん、どうすればいいのはてなというわけで、直してみました。


これがマグネットユニットの分解状態。
中央のグレーのリング状の部品が外れたマグネットなんですが、これは本来スプールベアリングの収まっているひだひだの所に接着されていないといけないもの。


まずダイヤルのネジを外し、ダイヤルをパージ。


何でもいいので接着剤を用意。
今回は手元にあった2液性のもので接着。


まず、最初の画像で一番右にある黒いリング状のパーツを、サイドプレートの突起にハマるように装着。接着はしなくていいです。
その上にグレーのマグネットを接着していきます。
わかりやすいよう赤ペンで印をつけていますが、ひだひだとマグネットの切り欠きの目印があるところ同士を合わせて接着。

接着剤が硬化する間に、ついでにベアリング交換もしてしまうことに。
ピニオン支持の2つのベアリングがゴリゴリだったので、ミネベアのものを用意していたのです。


まあ外して付けるだけなので特に書くことも無く。


接着が固まってきたら、マグホルダーを付けます。

最初の画像の右側の黒いパーツと形が合うように穴が開いているので、まずそこに合わせてハメこみます。
それからマグネットの切り欠きの位置が合うように回転させます。
赤の目印が付いているように一直線になるようにするのが正解です。

最後にダイヤルを取りつけるんですが・・・

ブレーキが10のMAX状態で取りつけます。
でないとダイヤルとブレーキ力がチグハグになります。

で、組み上げて作業終了。

これで正常なブレーキ設定となったので、マグフォース改造の効果がどうなっているのか今度こそ試せる~。
はやく釣りに行きたい。

しっかし、随分手の掛かるリールだこと。
やったことは・・・
○ハンドル交換&ドラグノブ削り
○サイドプレート側のスプールベアリング追加&スプールのベアリング交換
○ハンドル軸ブッシュをベアリングに交換
○マグフォースVを改造して無印マグフォースへ変更
○ピニオンのベアリングを新品に交換
○マグネットの接着剥がれを修理

やっぱ最初から新しいリール買った方が良かったなびっくり  


Posted by MxTxN at 07:00Comments(0)リールベイトタックル