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2016年10月25日

サケ有効利用調査1日目

サケの有効利用調査に当選して、黒くてしょっぱいラーメンの国に行った時のお話です。
2日連続で当選したのでその1日目。
2日目はコチラ。

前日、夜の海釣りから帰って水玉氏の家に宿泊。
調査開始は11時からなので、気合入れて朝早くから起きなくてもいいのがいいですね。
とか言いつつ、枕のすぐそばにあった目覚まし時計の音も、自分のスマホのアラームすらも気づかず、いつまで寝とるんじゃという水玉氏の声で目覚めたという・・・

しかしまさかサケ釣りなどという釣りに手を出すとは思ってもみなかった。
だってサーモンやでサーモン。
今回同行の水玉氏は経験者なのでいくつかアドバイスを頂くも、どんなタックルがいいのかとか、全く感覚がわからん。
とりあえずスプーンは11個用意した!←完全にバカ
タコベイトフックも買ったり作ったり。
あとは隠し玉のクランクやミノーも忍ばせてきたが、活躍するかな?

気になるのは、今年は遡上が遅いため調査期間初期はサケ不在のため調査中止になっていること・・・
10日ほど前から調査開始になったようだが、果たして釣れてくれるのだろうか?
期待半分、不安半分で現地へ向かう。

釣り場そばの漁協施設で受付をして、釣り場へ向かう。
既にほとんどのグループは到着しており、最後から2番目だった。
適当に開いているところに入る。

ここでこの川の簡単なサケ調査の説明を書いておくと、調査に応募して抽選に当選した1日10名のみ釣りが出来る。
調査は1日のみと2日連続の参加で選ぶことができ、今回自分たちは2日連続に応募して当選した。
他の釣り場と比べると割と狭き門だが、釣りが出来る区間は200mぐらいだっただろうか、10人入ってちょうどいいぐらい。
これ以上人数増えたらちょっと・・・な規模。

釣りはルアーと餌釣りのみ。
オスのサケを三匹釣った時点で調査は終了。
リリースは不可で、例えば開始3投で3匹オスを釣ったら、いくら魚が小さくても、時間が余っていても、そこで終了。
メスのサケは何匹釣ってもいいが、釣ったそばから全て漁協の稚魚の孵化に回すためキープは出来ない。
イクラが欲しければ受付の建物で買うことができるようだ。
また「調査」であるので、釣った魚のサイズ、重さ、体色を用紙に記入し提出しなければならない。

ルアーにつけるフックはシングルフック2本まで。
スプーンならスイミングフックやタコベイトフックに1~2本、プラグなら前後のアイに1本ずつだろうか。

必須装備はライフジャケット、メガネか偏光グラス・・・だったっけ。
ま、安全のためにね。
あったらいいものは、ウェーダーと、ネットに入った魚の写真を撮りたいならランディングネットかな。
監視員のおっちゃんがランディングしてくれるけど陸に上げちゃうし、あちこちで同時に釣れたら手が回らないので、ネットはやはりあってもいいかもしれない。
あと川辺は基本砂地なので、竿を手放しておきたいときはロッドスタンドとか三脚があると便利。

・・・と、釣りが始まる前から長々と書いてしまったが、準備を終えて待機し11時になったところで、はい、やってくださいーとスタート。
まずは王道のスプーン+タコベイトで挑む。
ボトムに当てながら転がすように探ると、30分ぐらいで最初のヒット。
ガツンともコツンとも来ない、モソッと重くなるバイトだった。
スピード感はシイラに匹敵する感じで、青物と遜色ないファイトだ。
ナイロン20ポンドのパワーでいなしてランディングしたのは、70cmのレギュラー?サイズのオス。
ちょっとブナってるけど、全体的に銀色をしている。
サケ有効利用調査1日目
これが、サケ釣りか・・・!

今回いろいろタックルを持ってきたけど、このバス用のフリッピングロッドは硬すぎてファイトが辛いということがわかった。
水玉氏にも竿曲がってねーって笑われてたし、自分で見てても棒だなこれって思ってた。
ラインがナイロンじゃなかったらバレてたかも・・・
ヒットルアーは下野の桜鱒スプーン18gアカキン裏ハンマード+タコベイト赤9cm。

お次はその20分後ぐらいにヒット。
今度の魚はかなりの好ファイトを見せ、ジャンプはするわ、トリッキーでスピーディな方向転換をするわ、寄せても諦めずにダッシュで逃げるわ、こちらも持てるファイト技を駆使して充分に堪能した。
サケ有効利用調査1日目

サイズは72cmながらもウエイトは4キロあり、かなりいい魚体をしているオスだった。
開始1時間で既にリミットまで残り1匹となってしまったので、休憩して他の釣り人たちを観察したり、クランクベイトで釣ろうと試みたり。
また、メスはオスより下のレンジで釣れるという話なので、出来る限りボトムにコンタクトさせてスプーンを流してみる。

が、3匹目もオス、65cm。
サケ有効利用調査1日目
これはあんまり引かなかったし、ウエイトも2キロ半ぐらいだったかな。
って、1時間半で釣り終了やないかーい!
サケってもっと難しいかと思ってたけど、釣れるときは普通に釣れちゃうのね・・・

導入したばかりのミッチェルMag Pro RZT3000、今回も活躍。
普通にドラグも追従するし、ハイギアだから掛けてから巻きが辛いかとも思ったけどそんなこともなく巻けた。

それにしても、上流の釣り人はもう何回も何回も竿を曲げているのに一向にリミットを達成してないっぽく、ずっと釣りをしている。
後で話を聞いたら、メス狙いで20g以上のスプーンで徹底的に底を釣っていたとのこと。
最下流の餌氏グループも入れ食いで、1時間ぐらいで釣りを終えて帰って行かれたけど、掛けてる数から考えるとこちらもメスがよく釣れていたらしい。

まあだいたいどこでもよく釣れたようで、1時の時点で残っている釣り人は4人。
1時半には水玉氏もリミットを達成したので上がることに。
釣ってキープしたサケは、漁協の方が捌いてくれる。こういうサービスは嬉しいね。
捌き場は受付建物の近くで釣り場から距離があるので、自分で運ぶか、漁協のおっちゃんのトラックに積んで持って行ってもらう。
自分で持って行く場合は、3本のサケが入るクーラーかなにかの入れ物が必要になる。
捌いてもらったら、今回キープしたうちの2本は赤みが強い身で、どうやらアタリとのこと。やったぜ。

そして釣り場から上がってちょっと遅い昼休憩に。
水玉氏いわくこのへんではたら汁というのがウマいらしく、そこへ連れて行ってもらうことに。
サケ有効利用調査1日目
栄食堂というお店。
実際美味い。
2人前ぐらいの鍋ごと汁が出て来たので、ライスを頼んで黙々と食べる。
なんかこう、うま味が出ていて・・・いいね!

その後陸っぱりをしようという話になったんだかなってないんだか、もう眠くなってしまい車で寝ていた。
水玉氏が帰ってきてから釣具屋へ行き重いスプーンを買い足して、銭湯へ行き、ここで腕時計を落とし、焼き鳥屋でおビール様を飲んでいい感じに眠くなり就寝。
サケ有効利用調査1日目

そういえば某怪魚ハンターの方が来ていてお隣でやってたけど、バズベイトで釣りたいみたいなことを仰ってて、あとでブログを拝見したらホントに釣ってるー!?
やはりバズベイトは理論上すべての魚が釣れる・・・

2日目に続く。




タグ :サケ釣り

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