may the boze be with you

夏になればとりあえず数は釣れるよって話を聞いては、いや小バス釣りは地元帰ったら出来るし・・・と大して興味もなかったデスサガミコに行ってきました。
リザーバーでのハミンバードの映り方が見れるついでに魚釣れればいいやぐらいで。

朝、本流筋を行くか、秋山へ行くかで悩んで、まだ行ったことのない大曲方面へ。
小バス釣りはともかく、サイズは問わずせめて虫パターンで釣れればなぁと思ってたけど、DS兼NSに1本、JHに1本使ってしまうともうタックルの手持ちがなく、しょうがないので友達が引っ越す時に投棄していったロッドを1本引っ張り出して投入。
が、これが見事に裏目に出て、慣れない調子の竿でいきなりキャストミス連発。
PE本線に傷が付いたし、結び直しでリーダーも超短くなったので早々に封印・・・

秋山の出口あたりで魚探の反応＋目の前で小バスじゃないサイズの突発ボイルが起きたのでシューティングしてみたが不発。
ちょっと上流側のブッシュまわりにベイトがわんさか＋小バスの群れが突っ込んでいたので、サクッと釣ってボウズ逃れ。

投げたら即食った・・・
これがあのデスサガミコなのかと俄かに信じ難い釣れ方だが、同じ場所でそのまま10匹ぐらい釣れた。


まあ、次第にスレてくるのでちょっとした小手先ぐらいは使ったけどね・・・こういうのだけは慣れてるし。

群れの中にいるちょっとだけ大きいサイズを選んでシューティングしてギリキーパーぐらい。


ワームだとすぐダメになるので、対小バス最強ペンシルにしてサーチしようと思ったけど、さすがにトップには出きらないのか1匹釣ったのみ。

あとは虫ワームをブッシュの奥に突っ込んだら1回出たけど、次のキャストで木に突っ込んで先述の有様になったためそれ以上はやらず。

普通にポッパーとかでも釣れそうだったのでコッペ投げてたけど何も起こらず。
こういう場所でこそ真価を発揮しそうなベイトフィネスリールは遠く秋田に出張しているので、スピニングでブッシュにDSねじ込んでも小バス。

こないだ買ってきたスパイニーシャッドで初めて釣れた。

進めば進むほど水が悪くなり、先に大曲まで行った仲間はやっぱり水悪いって言ってるし、秋山よりは人が少ないとボート屋さんに聞いていたにもかかわらず途中の時点で人多すぎだろと思ったので転進。
前回みたいにスピンベイトをトローリングしながら移動したけど、さすがに何も起こらないね・・・

あとは魚探にバスらしいのが映るたびにJHでシューティングしたけど不発。
表層は小バス、中層はちょいマシ、ボトムは逆に釣れないと踏んだんだけど、ダメだね・・・
あとしょっちゅう60cm以上の何かが映るけど、そんなにコイ・ニゴイ居るのかって改めて思わされた・・・
シューティングの練習にはなるかなーと思って、ニゴイでもいいから釣れろやってそういう反応も撃ったんだけど釣れず。

秋山の方はもう見るからに人が多かったけど、水は良かったのでそのまま進む。
みんな岸際を釣ってたので、自分は一段沖を流したけど不発。
その途中、今日唯一小バスじゃない35ぐらいのが釣れてるのを見た。
いつもあのポイント釣れてるなぁ、ああいうタイプの場面で釣った事無いからどう釣ったもんか苦手なんだけど・・・でも一応後で空いてたら入ろう。

何事も起きず秋山最上流のワンドへ着くと、既に9艇ぐらいで満員・・・
みんな岸際やってるけど釣れてなくて、1艇だけ明らかに見えてるのシューティングしてるんだろうなって動きしてる船が。こん中で釣れるとしたらあの人かなーって見てたけど釣れず。
暫く空くまで適当にやってるとだんだん減っていって3艇ぐらいに。

岸際は絶対マシなサイズ釣れねーと思って沖の馬の背？周辺を流してたけど、明らかにサイズの良いスクールを発見。
あの人これをやってたんかな？
まー俺よりも上手そうな人がやって釣れないんじゃ、と思いつつも一応やってみて討ち死にした。
人がもっと少なけりゃ距離とってI字系とか投げ散らかしてれば出会い頭に釣れたりするかも・・・と思ったけど、ひっきりなしに船が来るので今日は無理そう。
そのかわり、面白いのを見つけたのでそっちを狙ってみることに。
どうも産卵っぽい動きをしてるニゴイとウグイの群れがいて、ニゴイなら釣れそう、とスースレを投入するとやっぱり食いそうな動きをしている。
が、先にヒットしたのはウグイ。
これはすぐバレてしまったけど、その後にニゴイを掛けた時に事件発生！

スレ気味に頭にルアーが掛かったニゴイをしめやかに追尾する影有り・・・！
別の欲張りニゴイが追尾してるのかと思いきや・・・その影は体側に特徴的な斑紋有り！
我々はあまりに有名な奴の名前を知っている！
き、貴様はブラック！何故ここに！？
ブ「状況判断だ」
捕食者のエントリーだ！
奴のサイズは控えめに見ても50、恐らく53ぐらいであろうか？
一方ニゴイも控えめに見て30cmはあるが・・・これに対しブラックは無慈悲な攻撃を仕掛ける！
ブ「イヤーッ！」
ニ「ヤメロー！ヤメロー！」
側面へのバイト！だがどう見ても口より胴体が大きいぞ！？
ブ「イヤーッ！」
ニ「ヤメロー！ヤメロー！」
それでもめげずにバイト！ニゴイがボートの方に泳いできてバスが去りそうだったので、向きを変えて糸を送り出してやると再びバイト！
ブ「イヤーッ！」
ニ「ヤメロー！ヤメロー！」
だがどう見てもブラックの手に負える獲物ではないぞ？どうするブラック！
・・・あれ？諦めた？
見えなくなったので仕方ないなーってニゴイをあげて針を外そうとバシャバシャしてると再びブラックのエントリーだ！
今度は何と・・・スースレ！ニゴイに付いているスースレを狙い始めた！
ニゴイは食えずともニゴイの食ってるものは奪おうというのか！？
おお・・・ナムアミダブツ！なんたる獰猛且つ無慈悲な捕食衝動か！
ところでずっと口じゃなくて頭にスースレくっついてるけどこれ違和感は感じてないの？
ブ「イヤーッ！」
ニ「ヤメロー！ヤメロー！」
ス「イヤーッ！」
そしてついに・・・スレッジの針がブラックを捉える！
僅かな時間ではあったがニゴイとバスのダブルヒットを達成！
だがニゴイにはがっつり、バスには恐らく針1本がいい所・・・ここで意を決してバスに対してフッキングしてみるが、当然ニゴイ＋バスの重量があるのでルアーは動かずフッキングも果たせない！
絶対このまま引っ張ってきても外れるし、暫くフリーにしたら別の針が掛からんかなと思って泳がせていたが、いつしかブラックの姿は消え、ニゴイの乏しい抵抗が残っただけなのであった。
ニ「ヤメ・・アバッヤメロー・・・」

じゃあ、一回り小さいウグイ釣ったもう一回泳がせたら釣れるんじゃね？
ってあの手この手でウグイを釣ろうとしたり、そこらへんにバスがいるならリアクションで、と思ってシャッドの高速巻きをしたりしたけど何事も無かったかのように湖面は静まり返っているのみだった。

そういえばウグイカラーのS字系があったはず、と思ったら、一回り小さいアユカラーしか無くて、まあこれでもいいかとニゴイとウグイの群れの周辺に投げ込んでは沈めてボトムでヒラを打たせてみたけど釣れなかった。
これは泳いでるウグイ・ニゴイと同じ動きしてるから相当釣れそうだなーと思ったんだけどな・・・

あとはたまに小バス釣るぐらいで特に見せ場らしい見せ場も無く終了。トータルで小バス20匹いかないくらい。


しかしここが本当にあの相模湖なのかと思うほどベイトもいたし1日中ひっきりなしにボイルしてたなー。
まあほとんど全部小バスだけどね・・・