ボートエギング・・・のつもりが青物祭りに?

MxTxN

2012年10月06日 23:00

アオリイカ釣るべし!慈悲は無い!イヤーッ!

が・・・なんかちょっと今日は渋いらしく、開始2時間で0杯という悲劇・・・
イカ初心者+初めての人の案内役を任されていたので、サイズはこの際問わないからサイトで一杯釣って船上を盛り上げよう、と150gくらいのを抱かせたら、まさかのゲソカット!
いや、至近距離でイカパンチに猛フッキングは駄目ですね・・・
フッキングは刺さらないことが一番嫌で激しくやる性質なので、今までにも何度かフッキングでゲソカットしちゃってるんよね~
根魚Pでもあるので根魚をやってみたら、お二人にはそこそこのキジハタが・・・
自分はというとアタリ無しorz

お次はちょっと深いラインの藻場でティップランやったら、着底で藻に引っかかった・・・
が、2回くらい煽ったらすぐ外れて上がってきたので、回収して藻を外そうと・・・うn?
なんか・・・藻と一緒にイカも付いてる。
と、その瞬間にポロリ・・・
これがまた初めて釣るようなびっくりする小ささだったけど、ゲソカット以外で初めてイカをバラしたかも・・・
ていうかあれ外れる事ってあるんだ・・・
ていうかもしかしてイカがくっついてた藻を釣ったとかそんなオチ?

急に船の近くでベイトが追われたのを見てジグを投入してみると、カマス!
すぐにジグサビキにしてボウズ逃れ兼お土産確保。
群れが小さいらしくすぐに釣れなくなってしまったけど、なんとか竿を曲げる事は出来た・・・

仲間の別の船の様子を訊いてみると、釣れている人は釣れているらしいので、粘れば出そうだったけど、なんか迷走気味~
どうもイカがスレているのか何かで反応が悪いので、ここで一気にエリアを変えることに。

湾を横断中のこと、最初は気のせいだと思ってたんだけど・・・

・・・あれ?・・・あそこ・・・?

いや、あからさまに水面がざわついてる・・・

ナ、ナブラじゃあああああああああああ!!!!!

ここで船長の猛ターンで船から射出されそうになりながら、しばしスーパーナブラタイム(SNT)へ!
とりあえずナブラ刑事で直撃させてみると、早速ヒット!
ここで賢明な読者の方はお気付きかもしれないが、いつももしものことがあればとジギングタックルを持ちこんでいた私。
でも、毎回ただのお荷物となっていた・・・
そう・・・今日に限って・・・家に置いてきた・・・
つまり・・・わかるな?
エギングタックル・・・正確にはエギングに流用しているトラウトタックルぶち曲がりぃぃぃぃぃいい(汗
いくら流れの中の65のニゴイを止められる竿だからといって、ガチ青物には辛い!
ファイトを楽しみ半分、冷や冷や半分で魚をいなし・・・浮かせてくると・・・ハマチ!
まだまだナブラは移動しながら沸いているので追いかけて、お次はなんか引かねーなと思ったらサゴシ!
さらに、今度は食った瞬間にジャンプして・・・シイラまで!
こ、こんなのテストに出ないよぉ・・・
釣った魚が吐いた物を見るとベイトはシラスで、確かに細身で小さいジグに反応が宜しい。
というか、割とそれ以外反応が無い(汗

たまーにカッ、カッって当たるんだけど、多分サゴシに噛まれてるだけで、小さいジグを使う宿命、サゴシカッターでプチプチルアーが切られていく!
なんか当たるけど掛からんと思ったらアシストフックも切られてるし!
バラシ、ブレイクの末に、みんなでどうにかハマチ、サゴシ、シイラを何匹かずつ釣った頃には、ジグ数個、ピンテール、ピンテールチューン、シコトゥイッチャーなどをロスト。こりゃ敵わん!
ロストはしたくないが、では今使わねばいつ使う、という・・・ハガユイヨ!


60ちょいのペンペンを頭に、40ぐらいのハマチ(ツバス?)とサゴシ。
くそ・・・いつものシイラタックルがあれば・・・
生き残ったムーチョ・ルチアのコーティングにはくっきりと歯形も・・・


で、まだ本命のイカを釣ってないぞ?
ということで、本命Pに直行。
こちらはなんかクラゲが大量に発生しててすんごい。


こんなんでイカ釣れるの?と思ったけど、普通に釣れ出した。
エリア的に圧倒的にこっちが正解だったらしく、みんなにイカが。
来るたびにイカが大きくなってきているのを実感。
胴長20cmに迫るものも何杯か。
深い所でティップランでもいいし、浅場に向けてキャストしても釣れる。
よかった、イカはまだ絶滅していなかったんじゃあ・・・

ここでこちらの船の仲間は早上がりすることになっていたので、ここで別かれて別の仲間の船に乗り移って再開。
こちらも最初のエリアはあんまり良くなくて、こちらのエリアに来てからいい感じらしい。
あと、タックルが万全だったので一時船中全員シイラヒットなどという青物祭りを満喫していたとか・・・
くそぅ、シイラタックル・・・もういいか。

合流してから、ティップラン気味にシンカーをつけてバーチカルに深場をやると急に入れ掛かりに。
チョイ投げる、着底、シャクリ、一瞬の後ティップに反応!
を、7,8連発ぐらいやって本当に入れ掛かり。
その後もポロポロと釣れて、既にクーラーの中には先客(青物)がいて入りきらなくなってきたので、良型キジハタ一本狙いでワームに変更。
ていうかエギに20後半サイズのキジハタが掛かったんだけど、水面でバレてしまったので無性に釣りたくなった・・・
しっかし、釣り人が死ぬまでに一度は言いたい魔法の言葉、「もうクーラーがいっぱいで入りきらないよぉ・・・」を使う日が来るとは。

ワームの形をしたエサだと思っているガルプへのフグアタックにもめげず、アタリを拾っていくと小キジハタがポロポロ。


前に記事にしたパチモノ?グリップが活躍!
って、青物釣った時にも勿論使ってたけどね!
パチグリップ、普通に使えるからこれでいいや。あとは錆びなければな。
なかなかサイズアップしないなぁと思ってたら、フグみたいな前アタリに一回合わせて乗らず・・・直後に本命バイト!?
ドラグが滑る重量感と引きであがってきたのは、確実に自己記録サイズのキジハタ!でかい!
掛かり所は上あごド真ん中をしっかり貫いているのを確認し、余裕の動作でパチグリップを展開してキャッチ。
尺キジハタとったどー!


その後は良型追加を狙うも小型のみで終了。
イカは22杯で見た目より意外と少なかったけど、明らかに大きくなってて質量では完全に過去の釣果を上回っている!

デカキジハタは刺身と、残ったアラをアクアパッツァに。更にその残り汁でリゾット!
美味い!文句なく美味い!




前半に釣れた魚は船上で捌いてもらって助かりました。

一番意外だったのがペンペンシイラ。
明らかに太平洋側のシイラより美味い。
捌いたときの身の色が脂で白いのだ。
ハマチやサゴシなんて目じゃないと噂には聞いていたが、ここまでとは・・・

イカはだいたい胴長20cmくらいのが最大サイズ。


刺身に芋煮にアクアパッツァに・・・ほんとイカは何しても美味いな!
今季にもう一度くらい行けたらいいな。


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