PENN スピンフィッシャーVI5500買っちゃった

MxTxN

2020年05月21日 05:00



my new gear...
中古なんですが出物があったため、IYHしてしまいました。

自重524g
ギア比5.6、最大巻き取り99cm
MAXドラグ11.3kg
糸巻き量PE4号300m(スプールパツパツに巻いてジギングでの使用&PEの中でも標準~細い方の糸の場合。3号300mだとちょっと下巻きが必要。)

というスペック。


ハンドルをくるくるしてみると、確実に前モデルSSVより回転は軽いです。
それと全国300万人を数えるという熱心なPENNファンの方なら既にお気づきかと思いますが、そう、ハンドルが違いますね。
前オーナーの方の説明では純正ハンドルの代わりにスラマーIIIのハンドルが付けてあるそうで。


元々金黒配色だったため全く違和感はありませんし、SSVもハンドルはゴールドでしたな。
SSVI純正ノブは平T字なので、ラウンドノブが使えるこのカスタムは本当にありがたい。
スラマーハンドルがポン付け出来るのか、ハンドル軸を移植して付けるのか聞き忘れましたが・・・
とにかくハンドルが気にいらない人もコレで解決できるようですよっと。


スプール受けはシンプルにノーベアリング、スラマードラグも無し。
その点はSSVよりダウングレードしちゃったけど、俺はどうにも大物に恵まれないので特に支障はないな!!!
どうして大物が釣れないんですか?
どうして・・・
どうして・・・


ラインローラーの形はツイストバスターめいている。
ベアリング内蔵。


ラインストッパー装備・・・なんだけど、50ポンドリーダーを付けてしまうと挟むのに一苦労。
一応挟めるけど、これ単純に挟みにくいです。
スプールバンド用意した方がいいなこりゃ。


ギアは真鍮のピニオンにアルミのメインギア。
6500番以上は真鍮メインギアになるようです。
アルミには軽さのメリットがあり、真鍮には巻き心地のメリットがあるとざっくり認識してまして、5500以下は軽さを重視したんでしょうかね。

ちなみにパーツリストを見る限り、5500も6500もピニオンギアが共通パーツとなっているため、理論上メインギアの歯の形は共通のはず。
もしかすると6500の真鍮ギアを5500に入れることが出来るのかも(その逆も)しれません。
誰かやってみて!違ったらごめんね!
(でもクロスワインドギアがそれぞれ違うから、クロスワインドギアの径や歯数が違ったらこれ無理だわ・・・)

やっぱりクロスワインドギア違うから無理って公式が言ってた。

あとダイワやシマノみたいにローター外さなくても内部にアクセスできるのはいいよね。


15ツインパワーSW6000番とのサイズ比較。
ボディは気持ちSSVIの方が大きく、ローターとスプールは明らかにSSVIがワンサイズ大きい。


15ツインパワーSW8000番とのサイズ比較。
ボディは明らかにTPSWの方が大きく、ローターは気持ちTPSWの方が大きい程度。

というわけで、SSVI5500番はラインキャパはシマノ8000番クラスではあるものの、シマノに比較してややコンパクトなボディが付いてる感じです。
その分自重が軽くなり、524gはオフショアで使う4号300mクラス最軽量ではないでしょうか。
ちなみにステラSW8000番で625g、ツインパワーSW8000番で635g。

ボディの大きさ(というかギアの大きさ)がパワーに直結するため、巻き上げパワーに影響が・・・とも一瞬思いましたが、テンション巻きで600m近く巻いてみた感じでは特にパワー不足は感じず。
全くの杞憂でした。

600m巻いたのは、3号を巻いたため下巻きが一発で合わず2回巻く羽目になったからや。


TPSW8000とのスプール比較は、若干TPSWの方が大きい。
TPSWもSSVIもギア比は5.6で、スペック上の巻き上げ量は107cmと99cmと開きがあるため、スプールサイズで差が出ているのかと思いきや・・・

シマノスプールの落とし穴として、巻き上げ量はスプールの最外径で算出している点があります。
が、だいたいの人はスプールいっぱいまで糸を巻かず、AR-Cスプールの傾斜が始まるところまででラインを巻いていると思われます。よね?
するとシマノリールの巻き上げ量は実際はもうちょっと少なくなるわけで・・・

というわけで、TPSWは傾斜の始まるところまで、SSVIの方はフルに巻いたとすると、糸巻き面の径はそれほど差は無くなると思われます。


というわけで実測してみました。
ちなみに自分のTPSWは少し糸を切ってしまい、スプールリングの内側の金色の部分がちょっと見える程度になっています。
この状態でハンドルひと回転何cm巻けるのかを実際に計ってみると、なんとたったの96cm。
カタログスペック上107cm巻けるはずなのに・・・
100cmぐらいは巻けてると思ってた・・・

で、SSVIの方はと言うと、実測97cm。
TPSWの方が糸が少ないのを考慮しても、僅かとはいえ逆転しちゃったかー・・・。
ってことで、実際それほどの差は出ていないと思います。

というわけで、PE4号が300m巻けて、同ラインキャパのシマノ8000番より100gほど軽く、8000HGリールに近い巻き取りスピードを持っている
ここだけを見ると、これは刺さる人には刺さりそうですね~。
まだ実際に使用してないのでどんなもんかわかりませんが・・・

使うのが楽しみだ~。


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