PENNスラマーIIIとクラッシュが国内販売開始

MxTxN

2018年03月31日 00:00

今やほとんどPENNリールを手放し、実働はCFTII1機のみにもかかわらずPENNの動向が気になってしまいます。
本国での発表から遅れることそれぞれ2年と3年・・・
満を持して(?)ピュアフィッシングジャパンからリリースです。

スラマーIIIには昨年ハイスピードモデルも追加され、今回のPFJのラインナップにもしっかり入っています。
ペンといえば金黒カラーリングが定番ですが、このHSモデルの赤黒も実にイイですね。
もうちょっと赤がドス黒系であれば禍々しい書体で忍殺のペイントを入れるところです。


ペンの6500番でだいたいシマノ8000~14000番サイズなのですが、このハイギアモデルSLAIII6500HSはハンドル1回転で121cmの巻き取りと、かなり高速リトリーブが可能となっています。
現行のシマノ14000XGには及びませんが、09ツインパSWにあった12000HGとほぼ同じスピード。
青物トップゲームに使えと言わんばかりに狙ってきたモデルです。
この価格帯でPE5号300m入るハイスピードモデル、かなりアリなのでは・・・?



そう、国内販売の価格がね・・・安いんですよ。
国内版出るなら定価3万ちょいぐらいかなーと思ってたら、6500HSで26,500円。
思わずオッて言っちゃいましたね。ブラストやバイオSWよりも安い。
参考までに現時点で米尼での価格が284.93ドルで、送料込みで計算すると海外通販で3万5千円近くかかる模様。

ちなみにバトルII6000番の定価18,500円に対し、明らかに上位機種であるクラッシュ6000が19,500円とその差僅か1000円。
これが本国での価格はバトルII6000が$119.95に対してクラッシュ6000が$239.95。
元々2倍近い金額の差があるモデルが、たった1000円差。
これはそもそもバトルIIとSSVが元値に比べかなり高かったのですが、今回投入された2機種は既存モデルみたいな値段付けてたら売れねーから控えめで行こうとなったのか・・・
そこんとこは神とPFJのみぞ知る所・・・

あとスペック表を見ていくと、どうやらSLAIIIのノーマルギアモデルとハイスピードモデルで糸巻き量も変わるようです。
6500番ノーマルが4号300m、HSが5号300m。
なんで同じ番手なのに差を付けたん?
まあ太い糸巻けるに越したことは無いのでいいのですが。
じゃあノーマルギアの替えスプールにHSのスプール用意して糸巻き量を増やすこともできる・・・?

あと気になったのは自重。
PFJのページでは6500HSで728gとなっていますが、PENN公式では24.7オンス・・・約700gなはず。
できればちょっとでも軽い方がいいのでPENN公式が合ってるといいなぁ。
考えられるのは、ハンドルノブが2タイプ付属しているため、それぞれ違う方を取り付けた場合の重量で出しているとか・・・?
ないか。

最後に、SLAIIIは昨年末にマイナーチェンジがありました。
ブッシュで受けていたラインローラーにベアリングが入るようになったとのことです。
こちらのストライパーズオンラインを参照
以下引用。

We have made a change and all new production Slammers (high speeds included) now have a bearing in the line roller, which adds (1) to the bearing count originally in them. This was done late 2017.

ラインローラーはBB入りじゃないと認めない派の人も納得のマイチェン。
これで元々6+1だったベアリングが7+1になり、勿論国内版もアップデート後のモデルのようです。
既に初期型(と呼べばいいのか?)買っちゃった人はちょっと残念かもですが・・・

メタルボディ、ねじ込みハンドル、BB入りラインローラー、スラマードラグ、IPX6クラス防水とスペックだけ見ていけば結構魅力的なオフショアリールですね。
以前スピンフィッシャーVを使った経験上、これがスペックだけで実際ポンコツリールが来るようなことは無いだろうとPENNを信じられるので・・・
買っちゃうかも・・・


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