コンフリクトIIいじり

MxTxN

2018年02月11日 23:18

昨秋導入したPENNのコンフリクトII1000番。
しばらく管釣りで使ってますがなかなかいい感じです。
よもやこのレベルのリールがダイワシマノアブ以外から出てくるとは思いませんでした。

で、気になっていたのが巻きの重さ。
やや高めのギア比ではありますが、それ以外にシール付きの恐らくグリスインベアリングと、ギア類のグリスの粘っこさが悪さしてるような気がします。
というわけで全分解。


クラッチ前部のベアリング部にゴムパッキンでシールが(赤いやつ)。
そしてやっぱりシールドベアリング。
バラしたら全ベアリングが青いシール付きでした。


クラッチが収まる部分はボディ直でなくわざわざ金属パーツで受けるようになっています。


ギアはPENNお馴染みの青いグリス。
やっぱり粘っこい。

そしてこのオシュレートギア・・・
なんと軸にそのままはめ込んであるだけで固定されていない!


実際には上についている金属パーツのはめ込みでスライダーがギアを抑え込む形になるので、組んでしまえば外れたりはしないけど、そういう構造にできるのね・・・

で、とりあえずパークリで古いグリス飛ばして、ベアリングのシールも除去。
やっぱり灰色っぽいグリスがベアリングに入ってたので、オイル仕様で少しでも巻きを軽くすることに。
ノイズが出るかもしれないけど、軽さを取ることにしました。

組み上げてみると、お高いギアグリスのおかげでヌメヌメ&軽~いフィーリングに。
これは結構化けたで・・・

と思って回してたら、次第にどんどん重くなってしまった・・・
もう一度蓋あけたら、シャフトにまでグリスがついてしまった様子。
ふき取ってついでにオイル吹いてごまかして終了。
やっぱちょっとノイズは出たけど、無事巻きの軽さを得られました。

PENNって言うとソルトの大型リールが得意って印象ですけど・・・
小型の1000番リールもそこそこのもの作れてます。


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